ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# かのこちゃんとマドレーヌ夫人
マドレーヌ夫人がかのこちゃんの元へやってきたのは雷の鳴る日だった。
玄三郎の小屋に逃げ込んだマドレーヌ夫人は
猫にとっては外国語のはずの玄三郎の言葉を解し、
2人は夫婦として暮らすようになる。
マドレーヌ夫人は猫の集会所に行っては猫たちの悩みを聞き
玄三郎の力を借りたり不思議な夢を見たりしてそれらを解決する。
一方小学校にあがったばかりのかのこちゃんは
すずちゃんという「刎頚の友」を得て元気いっぱいに過ごしていた。
しかしその秋はかのこちゃんにとって別れの季節となった。
すずちゃんが外国に転校することとなり、玄三郎には癌が見つかった。
かのこちゃんに恩返しをしようと考えたマドレーヌ夫人は
再び不思議な夢の中へと飛び込んでいくのだった。

新書という装丁の味気なさがもったいない作品です。
小学校1年生になったばかりの疑問でいっぱいのかのこちゃんと
猫のマドレーヌ夫人・犬の玄三郎夫妻の温かいお話。
実際に小学校に取材に行かれたそうで
小学生ならではの無邪気さや奇天烈さが生き生きと描かれています。
難しそうな言葉をどれだけ知っているかで競ったり
大人のお茶会を演出しようと語尾にござるをつけてみたり
乳歯が抜けることを得意に思ったり。

そういった子どもたちも魅力的ですが
やっぱりいいのは種を超えた夫婦愛ですね。
玄三郎さんの優しさに何度も涙をこらえました。

そしてかのこちゃんのお父さんってもしかして鹿男?
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:20 | category: マ行(万城目学) |
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