ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 名前探しの放課後

ジャニーズ顔のいつかは突然3ヶ月前にタイムスリップしてしまう。
いつかは12月24日に同じ学年の誰かが自殺することを知っていた。
まずオカルト好きで唯一の同じ中学出身のあすなに相談し、
タイムスリップした瞬間に一緒にいた陸上部の秀人と
文武両道の天木、そして秀人の彼女の椿に協力を依頼した。
本当にタイムスリップしたのかどうかは別として
知っていて自殺を食い止められなかったら寝覚めが悪い。
まずは自殺しそうな人間を探していると
陸上部のエースである友晴が
同じクラスの河野基をいじめているらしいという情報が入った。
彼がいじめられるきっかけとなった水泳のフォームを直して
河野に自信をつけさせ、友達になろうという単純な作戦が始まった。
水泳の苦手なあすなも一緒にこの練習に参加することとなり
2人とも見事25メートルを泳ぎきる。
さらにクリスマスの当日まで河野を見届けるために
あすなの祖父が営む『グリル・さか咲』でクリスマスパーティーを行うことにした。
しかし河野が泳げればいじめを辞めると言っていたはずの友晴が
河野と2人でゲームセンターから出るところをあすなは目撃する。
いじめられっぱなしの河野にいらついたいつかは
河野が自殺する未来のことを本人に告げてしまった。
装丁:坂野公一(welle design) 装画:丹地陽子

青春小説です。同級生の自殺を救うべく結束する仲間たち、
というとかなりくさい設定ですが、それだけで終わらないのが辻村流。
自殺した人間にたどり着くのがストレートすぎると思っていたら
やっぱりそう来たか、という感じです。
でも本文中で明言されているから疑いづらいです。そこが巧いんだなぁ。
椿ちゃんの発言がどれも聡明で感心します。いびつな正方形。

『ぼくのメジャースプーン』は読んでおいた方がいいです。
読んだはずなんだけど結構前だから再読しとくべきだった。

| comments(1) | trackbacks(1) | 14:33 | category: タ行(辻村深月) |
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コメント
こちらにも。
驚きは少なかったですが、ぎゅっと切なくなるような描写がいくつもありました。
トラックバックさせていただきました。
| 藍色 | 2010/04/08 11:42 AM |

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名前探しの放課後 辻村深月
不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、 誰かの事件を止めるため、同級生の坂崎あすならと動きはじめる。 刹那的...
| 粋な提案 | 2010/04/08 11:38 AM |
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