ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# きりこについて
評価:
西 加奈子
角川グループパブリッシング
きりこはぶすである。
しかしマァマもパァパもきりこを世界で一番可愛がったし
ラムセス2世もきりこをほめちぎったし
きりこの勢いに周りの子どもたちもうっとりしていたから
初恋のこうた君に言われるまで気づかなかった。
自分が周りの基準の「可愛い」とは対極の顔だと知ったきりこは
鏡を見ず、学校にも行かず、夜に猫とばかり会うようになる。
そんなきりこが外に出るようになったのは予知夢を見たからだ。
お姫様のような服を着たぶすのきりこは
悲しい予知夢に反応して手を差し延べるようになる。
装画:永田キナコ 装丁:鈴木久美(角川書店装丁室)

ぶすについて書きたかったという
西さんの意図が直球で伝わってきます。
容姿の基準の曖昧さとか自分らしさとか。
猫の基準という視点から考えると
普段自分がどれだけ周囲の目に捕らわれているかがよくわかります。
みんな極端といえば極端だけれども。

「自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかおらん。」
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:32 | category: ナ行(西加奈子) |
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