ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 元気でいてよ、R2-D2。

同じ出版社で働く旦那に近づく部下の女の子を尾行する
「マスカット・グリーン」
妊娠中の加奈のもとに知らない名前から1通の手紙が届く
「腹中の恐怖」
デザイン事務所で働くあつ子が代理店の担当者にいらつく
「微塵隠れのあっこちゃん」
自分が営業二課の冴えない課長を好きだと噂されもやもやする
「三つ、惚れられ」
昔小説の新人賞をもらいインタビューに応じたことがトラウマとなる
「よいしょ、よいしょ」
引っ越す前に友達を部屋に招いた京子が独白する
「元気でいてよ、R2-D2。」
会社を辞めて友人の結婚式で上京し姉夫婦の家に泊めてもらう
「さりさりさり」
会社で素敵な夫を見つけて、2人の子どもを授かり60歳を迎える
「ざくろ」
装丁:坂川事務所 装画:謡口早苗

不思議な感触の短編集です。
前半は人間がらみの怖さで、後半は夢うつつの怖さ。
「三つ、惚れられ」が一番印象に残りました。
自分の中でひたすらもやもやする復讐って解決できなくて恐ろしい。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:53 | category: カ行(北村薫) |
# 鷺と雪
評価:
北村 薫
文藝春秋

行方不明となっていた同級生の道子さんの叔父さまを
兄が浅草で見かけたと言う「不在の父」
和菓子の老舗である鶴の丸の坊ちゃんが
上野で補導された理由とは「獅子と地下鉄」
台湾にいるはずの千枝子さんの婚約者が
当時はまだ珍しいカメラに写りこんでいた「鷺と雪」
ベッキーさんとの謎解きだけではなく
大人になっていく英子の将来や恋愛、そして忍び寄る黒い影も。
装丁:大久保明子 装画:謡口早苗

直木賞受賞作。シリーズ3作目が受賞って珍しいのかな。
今回はいつにも増して何でもできるベッキーさん。
そして何もできないというベッキーさん。
英子お嬢様もだんだん大人になってきています。
日本史の知識がないのですがラストのは流石にわかりました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 22:54 | category: カ行(北村薫) |
# ひとがた流し
くされ縁で40を過ぎても仲のいい千波と美々と牧子。
アナウンサーの千波は4月からニュース番組の
メインキャスターを任せられることになり波に乗っていたが
彼女の周りに頻繁に現れる怪しい男に美々と娘の玲が気づく。
さらに千波の体調が芳しくないこともわかり…

連作小説で大筋は千波についてなのだけれど
美々の娘の玲と牧子の娘のさきの成長する姿もいい。
あと写真家の類がまた素敵だー。
ただ盛りだくさんのエピソードのせいで
全体の流れがちょっと弱くなっている感じ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:22 | category: カ行(北村薫) |
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