ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 煙突の上にハイヒール
騙されかけたお金で空飛ぶプロペラMewを手に入れ
川で流されかけた人を助ける「煙突の上にハイヒール」
飼い猫が太った原因を調べるべく首輪にカメラをつけると
近所のコンビニの店員の女の子が映った「カムキャット・アドベンチャー」
恋人と別れて屋外席で佇んでいると葬式帰りの介護用人型ロボットに
充電のために相席を頼まれる「イブのオープン・カフェ」
人間にそっくりのメイドロボット芳乃の開発から始まり
遠隔操作ロボットの普及を果たす「おれたちのピュグマリオン」
新型インフルエンザのパンデミックにより孤児となった少女を
引き取ることになる「白鳥熱の朝に」
装丁:坂野公一(welle design) 装画:中村佑介

近未来SF集です。読みやすくてわくわくする話が多い。
「カムキャット・アドベンチャー」は今でもできるんじゃないかなあ。
「白鳥熱の朝に」はもし新型インフルエンザが強毒性だったら
この犠牲者数や感染源糾弾もありえたと思うのでぞっとします。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:12 | category: ア行(小川一水) |
# 妙なる技の乙女たち

軌道エレベーターが建設されて
宇宙産業の中心地となったリンガ島で働く日本女性たち。
小さなデザイン会社で宇宙服のコンペに挑む歩の
「天井のデザイナー」
水上タクシーテンダーの数少ない女性艇長水央の
「湊のタクシー艇長」
自然保護を名目に高級自然住宅を売り出す香奈江の
「楽園の島、売ります」
のんびりした私設保育園に迷い込んだ少年を保護する麻子の
「セハット・デイケア保育日誌」
欠員補充のためエレベーターに乗り込んだアテンダント麦穂の
「Lift me to the Moon」
ロボットハンドで彫刻を掘るアーマート第一人者里径の
「あなたに捧げる、この腕を」
宇宙で農業を実現するプロジェクトを進める美旗の
「the Lifestyles Of Human-beings At Space」
装丁:新上ヒロシ(ナルティス) 装画:D・キッサン

働く女性たちのSF短編集です。
宇宙産業が発展して生まれる職業がどれも魅力的。
短編なので舞台設定の変化が大きいのが少し入りにくいかも。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:12 | category: ア行(小川一水) |
# 老ヴォールの惑星
政治犯が投獄される迷宮で人間が弱肉強食の世界に置かれる「ギャルナフカの迷宮」
天体の衝突で自分たちが滅亡することを知った生命体が持てる知識をまだ見ぬ生命体に伝達しようとする「老ヴォールの惑星」
木星を救うために人間より遥かに優れた生命体のもとへ交渉に行く「幸せになる箱庭」
栄養価の高い海の惑星に漂流し続ける「漂った男」

ドSFです。
SFは説得力を持たせるために科学的説明がつらつらある所が
あまり好きではないんですが、
それを除けば舞台はSFでも人間の根源を問いただしている作品。
特に最初と最後の話は脱コミュニケーションの場において
人間がどれだけもろいかを如実に描いています。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:32 | category: ア行(小川一水) |
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