ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 現実入門
「人生の経験値リスト」で未経験なことを体験するという
コンセプトのエッセイです。
美人編集者のサクマさんと一緒に
献血、モデルルーム見学、占い、合コン、はとバスツアー、
ブライダルフェスタ、健康ランド、一日お父さん、競馬、
ウェディングドレスの仕立て屋、大相撲観戦に挑戦。
ついでに苦手な結婚式のお祝い、祖母のお見舞い、
ホルター心電図、部屋探し、さらに結婚の挨拶まで!?
カバー写真:高橋和海 本文装画:岩井勝之
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室

人生経験値の低い穂村さんがいろいろなことに
チャレンジして経験値を高めていくエッセイです。
ただしどこまでが本当でどこからが妄想かは謎。
このエッセイを通して穂村さんの経験を疑似体験をするのは難しそうです。
一番興味があるのは大相撲のマス席観戦と競馬かなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:13 | category: ハ行(穂村弘) |
# 整形前夜
現実を映画に近づけようとするのは間違いなのか。
人は若いうちは「驚異」を求め、年をとるうちに「共感」によりそう。
倉橋由美子作品は思春期の特効薬。
花粉症と同じで本もジャンルごとに一定量を超すと読めなくなる。
「感性」と「心の闇」は同じなのではないか。
詩は「生きる」ため、新聞記事は「生き延びる」ための言葉。
珍しく(笑)まじめなこともたくさん言っているエッセイ集+短歌。
デザイン:服部一成

詩とは何かということをつかむヒントがあります。
「語と語の組み合わせの意外性」が響き合うときに詩が生まれるとか。
詩人って谷川俊太郎さんくらいしか知らないからなあ。
要所要所に挟まれている短歌も秀逸。
一番気に入ったのは章題にもなっている
「雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さずに裸足で来やがって」
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:21 | category: ハ行(穂村弘) |
# にょにょっ記

ひとりのすりすりはみんなのためにみんなのすりすりはひとりのために。
エレガントなスーツをタカオに。
結論として、背を伸ばし、筋肉をつけることは、向上することであり、
社長や長嶋になることであります。
給食には大きくなる薬が入ってる。だから、みんな大人になるんだよ。
「私の男」はいいタイトルだけれど男女逆だと全然よくない。
「めちゃくちゃテンションが上がって」も猫と長めに遊ぶ程度の編集。
栄養満点の太陽印の純粋ハチミツをお子さまたちに!
「こだま」より速い「ひかり」より速い「のぞみ」より速いのは?
「わたみ」は「わたみ」じゃなくて「わたみ」だったのか。
装丁:名久井直子 装画・本文イラスト:フジモトマサル

不思議な妄想と絶妙なイラスト。やっぱり穂村さんは変な人だ。
『ヤング愛情学』『ボディビル35日完成』『新語新知識附常識辞典』
『理科参考不思議問答』『性的誘惑の種々相とその対策』
古本への嗅覚が異常にいいと思う。私も変な古本探してみようかな。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:02 | category: ハ行(穂村弘) |
# もしもし、運命の人ですか。

恋のときめきを持続させるためにデータを小出しにしてはどうか。
高度で創造的ないちゃつきは「さかのぼり嫉妬」を招きかねない。
恋愛において「タイプ分類」と「未来予測」は禁物である。
ワイルドでわけわかんない系の男に憧れる。
不意をつかれると他人の価値観にさからえなくなる。
食事の後彼女ははたして「そんなつもり」なのか。
様々なタイプの人とつきあって理想の相手を探し求める。
お互いに対する好意が数値でおでこに表示されればいいのに。
人によって様々なNGのツボとOKのツボ。
女性へのメールはどれも1%のラブレター。
異常なキャラクターには異性を惹きつける力がある。
恋愛は互いの自己愛を充たし合う以上のものであって欲しいけど。
恋の原因は物理次元を超えたウイルスかもしれない。
そろそろ恋愛の共通ルールを決めないか。
男子と違い女子は女子力の圏外にある長所は恋愛の魅力にならない。
オンリー・ユー・フォーエバーは本当に幸せか。
デザイン:仲條正義

短歌を交えながら穂村さんが恋愛について考察します。
自己愛に溢れるマイルド系の穂村さんがワイルド系に憧れたり
相手の気持ちを量りかねてうろうろしたりしています。
森見さんの登場人物たちに通じるところがある。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:17 | category: ハ行(穂村弘) |
# にょっ記

どうすれば山崎努のようにかっこよくなれるんだろう。
「お〜いお茶」の異なる「お」の字にはドラマがあるのではないか。
「毛穴のない女」とはなんぞや。
安寿と厨子王に似ていると言われた。
スリープモードが怖い。
布団でこっそり女言葉の練習をする。
「女性百科宝鑑」には女性が生きていくためのすべてが書いてある。
そしてときどき天使とおしゃべりをする。
どこまでほんとかわからないエッセイ。
装丁:名久井直子 装画:フジモトマサル

脱力系ですねー何も考えずに笑って読めます。
空想がどこに飛んでいくかわからない。
岸本佐知子のエッセイ?にちょっと似ている感じ。
スリープモードの話にとても共感した。怖いよね!

| comments(0) | trackbacks(0) | 01:28 | category: ハ行(穂村弘) |
# 本当はちがうんだ日記

本当の私になればエスプレッソの味がわかるはずだ「エスプレッソ」
ひとは追い詰められると優先順位が狂う生き物だ「優先順位」
個々の人間の中で着々と管理されている「みえないスタンプ」
五万で出来るけど絶対無理なこと「金額換算」
同じジャンルの凄い人を見ると落ち込む「悪魔の願い」
世界を追い越す勢いで自分の考えを発信する「明日へのうさぎ跳び」
純粋に本そのものにどきどき出来る「真の本好き」
101年前の優しい気持ちに出会う「ベティによろしく」
年をとるにつれて世界を肯定するようになる「「この世」の大穴」
著者写真:田巻照敏 装丁・装画:池田進吾(67)

穂村さんの短歌は全然読んだことがないのですが
エッセイから入ってしまいました。面白い。
小心で周りの視線を気にしすぎていて
その極端なところに共感しつつ笑えます。
「俺についてこい」のお見舞いの話は非道すぎて笑えませんでしたが…

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:45 | category: ハ行(穂村弘) |
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