ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 贖罪

田舎町の学校のプール更衣室で女の子が殺されていた。
しかし犯人を見たはずの4人の少女はその顔を覚えていないという。
娘の死に動じた母親は彼女たちに犯人を見つけるか償いをしろと迫った。
そして彼女たちが大人になってもその言葉は重くのしかかる。
自分を人形のように扱う夫を殺してしまう「フランス人形」
プールに侵入してきた男を沈める「PTA臨時総会」
バツイチ子持ち女と結婚した兄を撲殺する「くまの兄弟」
お腹の子の父である義理の兄を階段から突き落とす「とつきとおか」
最初の殺人事件の犯人が明らかとなる「償い」
カバーイラスト:佐伯佳美
ブックデザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。

宗田理「TENRO」のような話をイメージしていたのですが
加害者が被害者にどう償うのか、という話ではなく
加害者ではない人たちが遺族に償いを迫られる感情的な呪縛でした。
救われないうえに麻子さんに同情すらしたくなります。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:34 | category: マ行(湊かなえ) |
# 告白
私の子どもを殺した犯人はあなたたちの中にいます。
少年法が守ってくれるこの世の中、
私はあなたたちを警察に突き出したりはしません。
私なりの復讐をしたつもりでした。
Bくんは思ったとおりそのことを気に病んでくれましたが、
Aくんはなんと屈折していたのかそれを喜びさえしたのです。
そして周りを見下し、行ってしまった母親のことだけを思い、
自分の発明が認められることだけを考えているのです。
そんな私はもうひとつ復讐をしたことを告白します。

怖い!どの人物もそれなりに言い分はあるのだけれど
人間ってこんなにも自己本位な生き物なのだなぁと…
ストーリーの先の読めなさは凄いです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:47 | category: マ行(湊かなえ) |
# 少女
死を見てみたい。それも自分が関わった人の死を。
文学少女の由紀は読み聞かせのボランティアで知り合った
難病にかかった昴のお父さんを探すことになった。
周りを気にしすぎる敦子は体育の補修で
老人ホームのボランティアに借り出され
無愛想なおっさんの下で働くことに。
由紀はボケて自分の左手を傷つけたおばあちゃんの死を願い
敦子は剣道の試合でへまをして裏サイトで中傷されてから
周りと同調することだけを考えていた。

それでいいの?っていう感じで終わってしまった。
2人の関係はあっさり戻りすぎだし
おっさんのこともごまかしきれないだろうし
牧瀬とも何事もなかったかのように続いているし…
そこがつながっていたのか、という伏線の妙はあったけれど
死をテーマに据えたわりには軽すぎるかな。
| comments(2) | trackbacks(1) | 16:05 | category: マ行(湊かなえ) |
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