ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 女王様と私
評価:
歌野 晶午
角川書店

定職につかずひきこもりのように暮らす真藤数馬44歳は
日暮里で美少女小学生来未にいちゃもんをつけられ
そのまま彼女にののしられたかられながらも幸せを感じていた。
魂の妹人形絵夢からは来未と会うことに反対されるが
数馬は来未の言うがままにご飯をご馳走し続けた。
しかしある日を境に来未からの連絡が途絶える。
その後すっかりしおらしくなった来未から
彼女の同級生が殺され自分も狙われているのではないか心配だからと
探偵役を依頼された。
来未のグループの子が殺されていく中数馬は容疑者として追われるはめに。
装画:ena 装丁:高柳雅人(角川書店装丁室)

途中でネタバレがあるのにも関わらず
その後の展開も飽きさせないで
ラストで読者を驚かせるだけのオチをつけられるのがすごいです。
ただキャラが濃すぎるので入りにくいかも。読みづらいし。
三笠の件だけ謎解きがないのが気になる。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:47 | category: ア行(歌野昌午) |
# 絶望ノート

人間を二つのタイプにわけるならぼくはいじめられる側の人間だ。
ジョン・レノンになりきった無職の父トヨヒコと
お金がないと嘆きパートにばかり精を出すお母さん。
成績もよくなく運動もできない、痩せていて背は低く話しベタ。
極めつけは名前だ。太刀川照音。通称タチチョン。
そんな日ごろのうっぷんを絶望と題打ったノートに綴っていると
庵堂が怪我をし、是永と国府田さんが死んでしまった。
オイネプギプト様のおかげですか?
イラスト:チカツタケオ デザイン:鈴木成一デザイン室

お見事です。騙されました。
ノートの意義についてはちょっと怪しんだこともあったのですが
来宮先生がそう絡んでくるとは。
仕掛けが見事なのでつい忘れてしまいがちですが
いじめの根深さを訴える力もあると思います。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:47 | category: ア行(歌野昌午) |
# 舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵
刑事の歳三は姪のひとみとの会話から事件解決のヒントを得る。
闇金をしていた老婆の家が全焼、
中から老婆の死体が見つかる「黒こげおばあさん、殺したのはだあれ?」
男子中学生が電柱からぶらさがるという
奇妙な状態で死んでいた「金、銀、ダイヤモンド、ザックザク」
公園でのスケボーを注意していた市議会議員が殺された
「いいおじさん、わるいおじさん」
誘拐事件が発生し、人質が不法投棄されていた業務用冷蔵庫から発見された
「いいおじさん?わるいおじさん?」
パーティー会場で姉が毒を飲まされたと女が騒ぎこんできた
「トカゲは見ていた知っていた」
1クラス全員の靴が盗まれ、山では農学部の留学生の死体が見つかる
「そのひとみに映るもの」
目次・扉デザイン:泉沢光雄

もっとコナンばりに事件解決に乗り出すのかと思っていたら
意外と現実的な設定でした。
いくつかの事件がリンクしているのがうまい。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:09 | category: ア行(歌野昌午) |
# 葉桜の季節に君を想うということ
俺は後輩のキヨシに頼まれて資産家の当主の死を調べることになった。
彼は生前悪徳商法にのめりこんでおり、
家族がそれに関係があるのではないのかと疑ったのだ。
平行して俺は1人の女と知り合った。
きっかけは彼女の投身自殺を救ったことだ。
普段は女とは身体の付き合いばかりな俺も
彼女とはプラトニックな関係を築けるのではないかと思ったのだが。
Design:岩郷重力+WONDER WORKZ。PHOTO:絆

見事に騙されました。偏見ってすごい。
さくらをちょっと疑ったときも設定からして違うと思い直したくらい。
探偵として関係してきた3つの事件が
つながったり離れたりして読み応え十分です。
本当に面白いのは28章から。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:22 | category: ア行(歌野昌午) |
# ガラス張りの誘拐
取調べが苦手で勤務中にサウナに逃げ込む刑事・佐原。
彼が担当する連続婦女殺人事件が一応の決着を見るもつかの間、
彼自身の娘が誘拐されてしまった。
身代金目当ての誘拐の成功率は極めて低い。
娘を信じ、犯人を信じた結果は…

なかなか新しい発想だと思う。善意からくる悪。
でもなんだか腑に落ちなかった。
善意だけでここまで大掛かりなことをするかなぁ。
| comments(4) | trackbacks(1) | 11:21 | category: ア行(歌野昌午) |
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