ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# グ、ア、ム
東京の大学を出た後ジャズバーでアルバイトをする長女。
姉と比べれば堅実だがギャルであり関西で就職した次女。
けんかが絶えない2人だが
父の計らいで母と3人でグアム旅行に行くことになった。
予想通り飛行場からけんかは始まった。
行く場所からグアムの天気の悪さ、ご飯のまずさなどなど…
徹底的に合わない2人と間をとりなそうそする母。
しかし旅の終わりを迎えて2人にある協定が結ばれる。
装画:細川真希 装丁:新潮社装丁室

姉妹にうずまく感情に圧倒されます。
よくない方向に勢いを持っている話。
旅行は常に一緒にいるからけんかが起こりやすいとはいうけれど
ここまで四六時中いがみあうのも凄い。
子供たちがアクが強いのに両親は意外とのんびりしていて
どういう風に育ててきたのか不思議に思います。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:58 | category: マ行(本谷有希子) |
# 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
両親の死によって集まった3人の兄弟。
長女の澄伽は女優を目指して上京するが、
次女の清深が描いた漫画のせいで実力を発揮できないと思い
鬱屈した思いを抱いていた。
そして澄伽が荒れていたときに
彼女の存在を肯定していた異母兄弟の宍道は
澄伽に束縛され妻である待子を愛しきれずにいた。
カバー装画:山本直樹 カバーデザイン:草野剛

どす黒い感情がぐるぐるしていて救われない話です。
それでも人間が書けているというか。
理不尽で割り切れないところに向き合っている感じです。
舞台作家なだけあって状況描写が巧み。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:09 | category: マ行(本谷有希子) |
# 江利子と絶対〈本谷有希子文学大全集〉
ポジティブな引きこもりを目指す江利子は
リハビリの散歩帰りに捨て犬を拾い、絶対と名づけた。
絶対をその名の通り自分の絶対の味方にするために
江利子はまず他人から餌をもらわないよう「教育」をはじめ、
その成果が出た日にお祝いとして外出することになったが…
表題作他2編。

登場人物すべてが病んでる。ブラックユーモアなのか。
諦念と生の希望がぐるぐるとしている。
読んでいて気持ちよくないけど、嫌ではないんだよなぁ。
暗狩はちょっと乙一っぽい感じ。SEVEN ROOMとか。
| comments(0) | trackbacks(1) | 11:01 | category: マ行(本谷有希子) |
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