ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 平成大家族
龍太郎と春子は春子の母のタケの介護をしつつ
引きこもりの長男・克郎を悩みに暮らしていた。
するとそこへ事業に失敗した長女の逸子と夫の聡介、
その息子のさとるが転がりこみ、
さらに離婚して妊娠した次女の友恵も帰ってきた。
とたんに大家族となり問題も山積みの緋田家はどうなるのか。
装画:曽根愛 装丁:大久保伸子

家族それぞれの問題が少しずついい方へ向かっていくのは
幸先がよくて、しかもわざとらしすぎないところが好き。
しかしこう視点がころころ変わる文章は苦手です。
章もたくさん設けてあるのだから
1章1人の目線に固定して展開していけば読みやすいのに。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:15 | category: ナ行(中島京子) |
# FUTON
田山花袋を研究しているデイブは
学会を理由に年下の恋人エミを追って日本まで来てしまった。
しかしエミにはユウキという同年代の恋人もいた。
一方エミの曽祖父であるウメキチはヘルパーのイズミに助けてもらいつつ
戦時中一緒に逃げたツタ子を思い出してやまない。
「布団の打ち直し」に沿って描かれた三角関係たち。
カバー装画:武藤良子 カバーデザイン:藤田知子

恋愛矢印がいろいろな方向を向いていて結構複雑な関係なのに
すんなりと人物図が掴めます。
キャラとしてはイズミが一番好きかなぁ。
ざっくりしているようでちゃんと考えているところとか。
解説にもあったけれど本当に女が強い物語です。

『布団』を読んだらもっと楽しめるのかも。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:39 | category: ナ行(中島京子) |
# 桐畑家の縁談
評価:
中島 京子
マガジンハウス

いい意味でも悪い意味でも適当な姉・露子は職を失い
不器用で真面目な妹・佳子の家に転がり込む。
佳子が台湾人と結婚することになり、
このままではいけないと思った露子は職探しを始めるが…
仕事に対しても恋愛に対しても正反対な2人。

あらすじを書いていてそういえばこんな起伏もあったんだ、と思ってしまった。
それくらいゆったりとした話の流れです。
性格の複雑さというか奥行きがよく現れている。

「人間、生きてりゃ迷います。迷って選んでもまちがえます。それで、よせばいいのに後悔します。やっかいなもんです。まあ、やっかいですが、楽しまれることです。」
| comments(2) | trackbacks(1) | 11:43 | category: ナ行(中島京子) |
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