ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# かけら
評価:
青山 七恵
新潮社

家族5人でさくらんぼ狩りツアーに行く予定だったが
兄の子どもが熱を出してしまい結局父と2人で
気まずくバスに揺られることになってしまった「かけら」
結婚と引っ越しが決まってからというもの
今も同じアパートに暮らす前の彼女のことばかり
考えてしまう「欅の部屋」
東京の大学に行きたいという西表島の従妹を
新婚ほやほやの夫婦が案内することになるが
彼女にどう接したらいいのかわからない「山猫」
装画:木村彩子 装丁:新潮社装丁室

表題作は川端康成文学賞受賞作。最年少だそうです。
過去には角田光代『ロック母』、絲山秋子『袋小路の男』なども
受賞しているようで、傾向がなんとなくわかる。
一人暮らしをしている大学生の娘が父親と2人で
バスツアーに参加する微妙な気持ちや
南の島に住む高校生の従妹とのはずまない会話など
なんとなく気まずい微妙な空気を見事に描いています。
特に「山猫」の、従妹を面倒見てあげなきゃと思ったり
憎らしく思ったりという気持ちのアップダウンが上手い。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:52 | category: ア行(青山七恵) |
# 窓の灯
評価:
青山 七恵
河出書房新社
向かいの窓に灯が点るようになった。
大学を中退してぶらぶらしていた私はミカド姉さんに拾われた。
喫茶店のマスターをしている姉さんはとても綺麗で寛容で無関心だ。
たまに客の何人かが部屋を訪ねてくる。
しかし最近訪れるのは専らカマキリみたいな先生だ。
装丁:町口覚(マッチアンドカンパニー) 写真:松木匡史

関心と無関心の話。
散歩しながら赤の他人の家を覗きこむまりもと
目の前で悪口を言われても動じないような姉さん。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:27 | category: ア行(青山七恵) |
# ひとり日和
評価:
青山 七恵
河出書房新社
母が中国に行くことになり私は東京に出た。
駅からほど近い、遠い親戚の吟子さんの家に住まわせてもらう。
とりあえずお金を貯めようと思って
コンパニオンや駅の売店のアルバイトを始め、
それなりに恋もするのだが…
装丁:町口覚 写真:大森克己

漠然と何かが変わると思って東京へ出たのに
吟子さんと一緒に暮らしているせいか全然東京らしさがない。
いい意味でね。こういうちょっと日陰の感じ個人的には好きです。
イトちゃんがNANAの幸子とかぶる。
芥川賞の選考基準がよくわかりません。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:25 | category: ア行(青山七恵) |
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