ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# ビター・ブラッド
刑事になった夏輝は元父親の明村と一緒に捜査するはめになった。
子育てを母に押し付けて離婚し、その後母も失踪したことから
夏輝は明村を父親として認めていない。
今回担当となったのはある情報屋の転落死事件だ。
容疑者を見つけ出して別件逮捕するが否認の一点張り。
一応事件が終幕してしばらくした後
なんと捜査一課の係長が刺殺された。
最近の彼の動向から警察内部犯の疑いが濃くなる。
夏輝は彼が殺される直前に会っていた女性・順子や
情報屋の相星の協力を得て捜査を進めていく。
イラスト:日端奈奈子 ブックデザイン:鈴木成一デザイン室

刑事モノにしては軟派というか
ハードボイルド路線ではないから親しみやすいかも。
ただ暴力団や刑事の関係性がやや複雑でわかりづらい。
そのぶん先を読めなくていいのかもしれないけど。
夏輝はこんなに相星に頼り切っていていいのだろうか。
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:05 | category: サ行(雫井脩介) |
# 犯人に告ぐ
誘拐事件の指揮に失敗して人質の子供が殺されてしまい
あげく記者会見でぶち切れ左遷された巻島は
男児連続殺人事件の捜査のために中央に呼び戻された。
巻島に与えられた役割はテレビのニュース番組に出演して
公開捜査を行い、犯人からの接触を誘い出すこと。
一度テレビの恐ろしさを知った巻島は周到な作戦を練るが
どこからか内部情報がマスコミに漏れ、事態は進まない…

面白かった!殺人事件そのものは意外性は全然ないけれど
事件解決に向けていろいろな思惑が錯綜するのにどきどき。
植草の鼻を明かすところなんて痛快です。
巻島がいい格好しすぎなのは否めませんが笑

警察がどこまで被害者に感情移入するかって難しい話ですよね。
どこまで仕事でどこまで私情なのか。警察に限った話じゃないですが。
| comments(0) | trackbacks(0) | 19:57 | category: サ行(雫井脩介) |
# 火の粉
裁判長を退官した勲の隣の家に引っ越してきたのは
彼が手がけた最後の裁判で無罪の判決をした武内だった。
武内は勲の一家に対して親切に接してくるが、
それを歓迎する者と訝しがる者とで溝が生じ、
さらに不可解な出来事が次々と起こり始める。

読みながらもどかしさと気味悪さでいっぱいになる。
介護とか育児、虐待とか死刑判決とか
社会問題がいっぱい盛り込まれています。
それらを引き起こすのも救うのも人間だということ。
それにしても武内は異常で、その割に杜撰。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:13 | category: サ行(雫井脩介) |
# クローズド・ノート
香恵がクローゼットから見つけた1冊のノート。
それは前の住人である小学校の先生の伊吹の日記だった。
教師に憧れを持つ香恵は思わぬ三角関係に困惑しながらも
そこに書かれている様子に励まされたり共感したりしていた。
読み終えた香恵は伊吹を探してノートを返そうとするが…

展開が読めてしまいますが細かいエピソードで補われているいい話です。
伊吹が小学生に向き合う姿はとても素敵。
しかも雫井さんの他界してしまったお姉さんの実話だとか。
そして万年筆が欲しくなります。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:17 | category: サ行(雫井脩介) |
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