ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# マノロブラニクには早すぎる

文芸志望でお洒落にまったく興味の無い世里が配属されたのは
ファッション誌「ダリア」だった。
読者モデルのページを任され、編集長の松田に憧れながら
お洒落を勉強中の世里の元を1人の少年が訪ねてくる。
中学生の太一は世里を父親の不倫相手だと疑っていたのだった。
誤解を解いた後、もう亡くなってしまったというカメラマンの父親が
いったい誰と関係していたのか一緒に探すことにした。
しかしモデルオーディションや企画の考案などに時間を取られて
太一には愚痴を聞いてもらうばかり、捜索は進展しない。
装丁:オフィスキントン 装画:引地渉

asta連載中にぱらぱら読んでいたけれど
改めて通読してみるとちょっと中途半端な作品かも。
女性誌編集者の奮闘と不倫相手探しという2つのテーマが
それぞれ書ききれていない感じです。
不倫相手は途中からだいたい目星がつくし。
もうちょっとどろっとした部分も欲しかったです。人が死んでいるわけだし。

「スコーレNO.4」でも靴が取り上げていたけれど
オシャレは足下からというのは本当なのかも。実感はないけれど…

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:06 | category: ナ行(永井するみ) |
# ビネツ
評価:
永井 するみ
小学館
エステティシャンの麻美は「ヴィーナスの手」経営者の京子から
神の手を持つと見初められ引き抜かれた。
評判を得ていく麻美だったが
常に先代の神の手の持ち主であるサリと比較され続ける。
サリに追いつくため、そして神の手を極めるため
技術の向上に励む麻美と、彼女を面白くなく思う同僚の結花。
京子の義理の息子である柊也によって
ついに麻美は特別な美容液である「SUMI」を手にする。
装丁:田島照久

美しくなりたい、名声を得たいという女の欲が絡み合う小説です。
エステティシャン同士の対立や努力は
わかりやすくも面白くあったのですが
綾乃と舞の2人は正に女の争いという感じで嫌な気分になります。
舞だけ悪者のようにされているけれど綾乃も相当な性格ですよ。
女ばかりの諍いですが結局は柊也の掌で踊らされているだけ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 19:21 | category: ナ行(永井するみ) |
# ソナタの夜
早期退職を決めた昔の上司と、「ミルクティ」
父を見舞った帰りに電車で会った男と、「秋雨」
画家だった元恋人の弟と、「緑深き淵」
外資系銀行員の女と夫が、「彼女の手」
インタビューで知り合った大学の先輩と、「隣の公園」
美大の教授と器の展示即売会に現れた男と、「唐草といふもの」
翻訳の仕事を通じて知り合った2人の男と、「ソナタの夜」
30代からの不倫小説。

「彼女の手」以外はどれも主人公が秘密を抱えている。そこが面白い。
不倫をしていることを隠して、さらに秘密を隠して、
どれだけ隠し事をすれば収集がつくのだろう。
対象が大人だからか、しっとり切なく物分かりがよすぎる。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:46 | category: ナ行(永井するみ) |
# カカオ80%の夏
夏休みに真面目でおとなしいクラスメイトの雪枝が書き置きを残して家出した。
雪枝には特に親しい友人がいなかったので、
直前に一緒に買い物に行っていた凪の元に
雪枝の母親から娘の行方を知らないか電話がかかってくる。
しぶしぶ調査に乗り出した凪は、雪枝のボランティア先で手がかりを見つけ…

軽いミステリーです。
読みやすいけれど現代ならではの孤独など重めの心理描写も上手い。
周りの人が協力的すぎる気もするけれど。
ズィードのマスターが素敵すぎます。
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:42 | category: ナ行(永井するみ) |
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