ほんのひとこと

元・本屋でバイトする学生による
日々の読書記録です。
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# 和菓子のアン
高校を卒業してフリーターとなった杏子は
デパートの地下にある和菓子舗・みつ屋でアルバイトを始めた。
美人だけど中身はオッサンの椿店長に
イケメンな乙女系男子の立花さん、元ヤンの桜井さんと働く日々は
楽しくて勉強になるけれど謎も多い。
会議用のお茶菓子を買いにきた女性が『おとし文』を1つだけ
買った意味とは「和菓子のアン」
七夕のお菓子である『鵲』の保冷時間と
『松風』の購入を思いとどまらせた理由「一年に一度のデート」
ヤクザのようなお客さんの物騒な言葉遣いが意味する
和菓子とは「萩と牡丹」
自分のお店の商品を大量に持って帰る洋菓子屋の女の子と
値下げ品を大量に買っていく大ベテランの楠田さんの「甘露家」
謎のイラストが書かれた不良品とも違う辻占、
そして干菓子の菓子木型を見つめる椿店長の思いとは「辻占の行方」
装丁:石川絢士[the GARDEN]

おいしい和菓子とちょっとした謎。
コーヒーブレイクにぴったりの連作短編集です。
地味でバリエーションが少ないと思われがちな和菓子ですが
実はこんなにたくさんの由来と種類があり
日々新しい作品が生まれていることがわかります。
それぞれのお菓子のもつエピソードを知れるのも面白い。

立花さんのあまりの変わりっぷりにちょっと違和感を感じましたが
登場人物もキャラが立っていてとてもよみやすいです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:20 | category: サ行(坂木司) |
# 短劇
人類最後の2人となった兵士たち。
なんとなく穴を掘り始めたら止まらなくなった男。
物件案内のプロである年配の女性。
リストラされ妻に逃げられて試写会に参加した男。
ビルのトイレから妙な部屋を発見した男。
とある地方の恐ろしい秘祭。
一風変わったショートショート集。
装丁:石川絢士(the GARDEN)

坂木司らしからぬ猟奇的なものもちらほら。
あっと驚くようなものよりもぞくっとするものが多いかなぁ。
ちょっと物足りない感じもします。
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:45 | category: サ行(坂木司) |
# 夜の光
彼らは天文学部という名のスパイ組織の一員だ。
親に反対して大学進学を目指すジョー。
特別な存在になりたくて某泥棒を模したつもりのゲージ。
父親の暴力と母親の知らん顔から独立したいギィ。
祖父の旧体制にうんざりしているブッチ。
彼らの活動は天体観測とその間の屋外炊飯、
そして話の種に小さな謎を解き明かしていくことだ。
挿画:佐久間真人 装丁:石川絢士(the GARDEN)

ここまでスパイにこだわることはなかったと思うけれど
夜の学校の屋上でご飯作るなんてわくわくすぎる。
またこのご飯がおいしそうなんですよね、相変わらず。
意外だったのはブッチのキャラクターかなぁ。
「化石と爆弾」を読むまでもっと無骨な感じだと思っていた。

焼きマシュマロ、私は好きですよ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:04 | category: サ行(坂木司) |
# 先生と僕
上京してきた大学1年の二葉は家庭教師にスカウトされる。
といっても教え子の隼人くんはとても優秀で教える必要はなく
勉強とミステリ話を半々で行うことに。
見たことを画像として記憶できる二葉は
ミステリマニアで大人びた隼人くんと一緒に
身近な謎の探偵をはじめることに。
装丁:石川絢士[the GARDEN]

二葉のために人が死なないミステリがたくさん紹介されてますが
坂木さんの本も人が死なないミステリの代表格だと思う。
ただ今回は悪意をもった第三者の犯罪が多くて
人情話はあまりなかったなぁ、というのが感想です。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:46 | category: サ行(坂木司) |
# ホテルジューシー
長女気質のヒロは夏休み中沖縄で住み込みバイトをすることに。
宿の都合で配属されたホテルジューシーは
昼間はちゃらんぽらんなオーナー代理、
清掃のクメばあセンばあ、調理の比嘉さんだけの
小さなアパート式のホテルだった。
沖縄ののんびりいい加減なムードに戸惑いながらも
だんだん馴染んでいくヒロ。

お得意の日常の謎!でも「嵐の中の旅人たち」のように
救えずに終わってしまうのは珍しい展開かも。
沖縄料理が食べたくなります。夜の沖縄に繰り出したい!
オーナーがどんな人なのか気になります。続編出ないのかなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:04 | category: サ行(坂木司) |
# ワーキング・ホリデー
元ヤンホストのヤマトのもとに現れた小学生の進は
彼を「お父さん」と呼んだ―――
正義感のせいでホストをクビになったヤマトは
宅配会社ハニービー・エクスプレスでリアカーを引きながら
夏の間進と一緒に暮らすことに。

ワルっぽいのに人情に厚い人大好きです。みんないいひと。
でもなんで進が由希子とケンカして来たのか、
ヤマトと別れた後由希子はどう過ごしてきたのか
その辺が曖昧なままなのがもどかしいです。
あとナナちゃんが親しすぎる気がする。
まるで雪夜の彼女みたいだけどホストと客の関係ってどうなの?
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:02 | category: サ行(坂木司) |
# シンデレラ・ティース
歯医者嫌いの咲子にお母さんが持ってきたバイト口は
叔父さんが勤める歯医者の受付嬢だった。
美人で毒舌の歌子さんや技巧オタクの四谷さんなど
個性豊かなメンバーたちと様々な患者さんを迎える。

出ました日常の謎。というか患者さんの事情か。
出来すぎてる感も否めないけれどやっぱり安心します。
ここまで心を込めて治療している歯医者さんなら行ってみたい。
歯に関する雑学も盛りだくさんです。
サービス業に限らず相手の背景について思いをめぐらすことって
とても大切だけれど、つい自分を中心に考えてしまうから難しい。
一期一会なんです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:27 | category: サ行(坂木司) |
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