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・結論から・・・カーナビのように今ある情報での最善の結論を想定し、
情報の精度を上げながら仮説を修正して結論に至る。
これを妨げる阻害求心力は完璧主義、情報依存など。
・全体から・・・5W2H、3C(company/competitor/customer)、
4P(product/price/place/promotion)など
既存のフレームワークを用いて考える。
これを妨げる阻害求心力は視野狭窄、先入観など。
・単純に・・・「田の字チャート」「モデル化」などによって本質を切り出し
抽象的に考える。
これを妨げる阻害求心力は経験至上主義、具体性依存症など。
地頭力を鍛えるのに有効なのが「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」といった
膨大な物理量を短時間で算出する「フェルミ推定」である。
装丁:石間淳 装画+本文イラスト:川口澄子
地頭力=どれだけ俯瞰できるか、ということ。
要点だけまとめましたが具体例もたくさんあってわかりやすいです。
「全体から」を学ぶためにアンジャッシュのコントが紹介されていた笑
しかしフェルミ推定は難しい・・・
こういうざっくりした所から始める考え方が全く身についていません。
細かいデータや対象間の差が気になってしまう。
02「異」性を受容して、大人になります!
03「雑」のパワーを活かします!
04ストレスを起爆剤にします!
05自己実現よりも他者実現!
06苦手意識こそ免疫にします!
07エネルギーの渦を巻き起こします!
08からだで実感をつかみます!
09自己修正回路をもちます!
10からだの構えを言葉から変えます!
デザイン:永井翔 装画・イラスト:石川雅之 編集協力:阿部久美子
もやしもん特に関係なかった・・・
若いうちの苦労は買ってでもしろ!ということです。
周りからとやかく言われているうちが花だぞ、と。
打たれ強くなれと簡単に言いますがそんなすぐできることじゃない。
教職志望の集中授業は確かに力つくだろうなあと思う。
就活講義の自己分析のためのディスカッションとかも
同じような効果があるんだろうけれど行かなかったな・・・
・他者と相互に承認しあわない一方的な自我はありえない
・できる範囲でお金を稼ぎ、できる範囲でお金を使い、
心を失わないためのモラルを探りつつ、資本の論理の上を滑っていくしかない
・科学は人間の行為が持っていた大切な意味を奪っていく
・人間は「表層的に老成する」か「青春的に老成する」かの2種類
・自分を信じるものは救われる
・他者から・他者へのアテンションのために人は働く
・どちらかが何かの働きかけをし、相手がそれに応えようとする限り、
そのときそのときで愛は成立していて、その意欲がある限り、愛は続いている
・死ぬ前に、相互承認によって自分が自分として生きていく意味を確信しろ
・死を引き受けた老人に恐いものはない
同時代を生きた夏目漱石とマックス・ウェーバーを引きながら
生きるうえでついてまわる悩みを考えていく。
近代文学の読み方がわかった気がしました。
ストーリーに新鮮味はないし文章は固いし、と
あまり面白さを見出せなかったのですが
人間の普遍性とか、その頃でも同じ考え方をしてたのか!
(もちろん相違点でもいいけれど)とかを感じる読み方もあったのか。
今まで作品が書かれた時代背景に目を向けていなかったです。
自由すぎて悩み出すと止まらない、
そのためか深く悩まずに生きる人の多い現代に警鐘を鳴らす本です。
「青春的に老成する」って面白い表現。
・アートディレクションに必要なのは、「広く見る」力。物事を俯瞰から見渡し道筋を作る役割
・デザインに必要なのは、「深く見る」力。あらゆる細部を検証し精度を高めていく技術
・コンセプトは平易な言葉で考え、迷ったらそこに立ち返る
・短期的利益(売り上げの向上)と長期的利益(ブランディング)のふたつの条件を
同時に満たすものを作る
・CI(Corporate Identity)こそ究極のブランド広告
・アートディレクターは経営者の右脳
・センスは、25歳で止まる。止まらせないために流行に触れなぜを考える
・文字がきちんと配置されていないとデザイン全体が下手に見える
・構図を決めるには重心を探す
・構図は基礎構図と視動線構図の組み合わせ
・目的を理解し、眼がいいのが優秀なカメラマン
・大切にしなければならないのは他者(社会)、そして自己(会社)、
最後に貨幣(社会と自分たちを結びつけるもの)
デザイン:グッドデザインカンパニー
ラーメンズで知ったグッドデザインカンパニーでしたが
iD、iLUMINE、杏露酒、森美術館ル・コルビュジエ展など
有名な広告に数多く携わっていることを知りました。
ここのデザインは文字がすごく好き。
事実かなりのこだわりがあるみたいです。
寿の中にHAPPYが隠れているなんて好きすぎる。
見ているだけでわくわくする本です。
途中で農林水産省のロゴがたくさん出てくるんだけど
何も触れられてないのが気になる。国家機密なのか。まさか。
・「講談社とか集英社のような大手版元の出版物やベストセラー本は、時速50、60キロで走れる道が取次と書店の間にできていると思います。しかし大手版元でもない、ベストセラーでもない、新刊でもない本の流通が、読者の大きな障害になっているんです」(今井書店社長・永井伸和)
・「僕らは人様の精神を商品にするといういかがわしい仕事をしている。この人がどれくらいのものになるか。そんな目で人の異常さとか不足さとか過剰さとかがカネになるか、ならないかを見ている。この仕事にはそういう嫌な面がある」(幻冬舎社長・見城徹)
・「ぼくの足元には、おそらくぼくが20年かかっても掘りつくせないほどの本の材料が、まるで宝物のように埋まっているのだ」(無明舎出版社長・安倍甲)
・「ひとつはじぶんも物書きであるか物書きの候補者のにおいをもったものである。もうひとつはじぶんが所属している出版社を背光にして文壇的にか政治的にか物書きを将棋の駒のように並べたり牛耳ったりしてやろうと意識的にあるいは無意識のうちにかんがえているものである。あとのひとつは、他の職業とおなじような意味で偶然、出版社に職をえているといった薄ぼんやりしたものである」(思想家・吉本隆明)
・「川の表面を流れている”いま売れているもの”を追っても、それはもう流れ終わって遠くに行っている。編集者はもっと上流に狙いを定め、みえない底の流れをとらえなければいけない」(新人物往来社書籍編集部編集長・大出俊幸)
・「作家・版元側は複本問題をよく主張しますが、ほとんどの地方図書館は、複本を揃えようと思っても、一冊以上揃えられないというのが現状です。それ以前に複本を買うだけの予算がない。」(慶応大学文学部教授・糸賀雅児)
日本の近代化が達成できたのは、寺子屋からの伝統をもつ学校と、名もなき庶民までが本を読む習慣の二つが両輪のようになって日本の歴史を牽引してきたからだと唱える著者による本を取り巻く現状ルポ。
カバー写真:広瀬達郎(新潮社写真部)
書店、取次、版元のルートや地方出版者、零細書店のあり方、
雑誌やコミックスの扱われ方にブックオフの台頭、
図書館の無料貸本屋問題に電子ブックのこれから、
インターネット時代の著作権問題やICタグ導入によるプライバシー問題、
書評の消費社会化に読者の読解力の低下など
様々な問題点やそれに取り組む人々のインタビューによって
これからの本の未来を模索する手がかりとなる本です。
解決方法は示されていはいないけれど、
とりあえずこのままではいけないと危機感を持たせてくれます。
仕事ができない男はダメ、及川光博。
歌詞が与える元気は「大丈夫?」と同じ、ローリー。
昔には絶対戻りたくない、市川実和子。
自分を俯瞰して見る自分がいる、小日向しえ。
マンガは誰も見てくれないからバンドを始めた、大槻ケンヂ。
男目線で幸せについて書く、よしもとばなな。
描くためには意識的に見ろ、寺田克也。
責任は自分で取る孤独な2人、庵野秀明。
いろいろなことに手を出すそれが全部自分、井上三太。
描かれている人を考えながら描く、奈良美智。
装丁・デザイン:関万葉 デザイン:遠藤康正、穴井優
ばななとの対談目当てで読みましたが全部興味深い。
表現する人たちの生みの苦しみとか
だからこそ感じられる自分の成長とかがよくわかります。
オーケンにはもっと自分のことをしゃべってほしかった。
対談相手の似顔絵がいいです。とくにミッチー。
▽お金の流れの読み方を学ぶ
・持ち家は資産でも投資でもなく負債である
▽自分のビジネスを持つ
▽会社を作って節税する
・支出は経費で落として残りから税金を払う
▽金持ちはお金を作り出す
・ファイナンシャル・インテリジェンスで選択肢を増やす
▽お金のためではなく学ぶために働く
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
イラスト:長崎訓子(プラチナスタジオ)
働いて貯金するだけではお金なんて貯まらない。
株や不動産に投資してお金を生み出さなければ。
そしてその知識を得るためにかかる費用は惜しまない。
実践できるほど大胆になれるかはわからないけれど読みやすい。